ワードローブとは?クローゼットとの決定的な違い&失敗しない服の厳選術
Weblio辞書などの各種国語・服飾辞典やインテリア業界の解説によると、ワードローブ(wardrobe)という言葉は、中世フランス語の「garde-robe(衣服を守る場所・部屋)」に由来します。語源を紐解くと、「guard(守る)」と「robe(衣服)」が合体したものであり、貴重な衣類を害虫や埃から大切に保護するための空間を指していました。
今日、日本国内で使われる「ワードローブ」には、大きく分けて2つの異なる文脈が存在します。
1つ目は、インテリア・住宅業界で用いられる「衣装箪笥・収納家具」としての意味です。大手家具通販のLOWYA(ロウヤ)やオフィス家具大手のLOOKIT(ルキット)などの商品展開にも見られるように、洋服をハンガーに掛けたまま収納できる扉付きの独立型大型家具を指します。
2つ目は、ファッション業界や個人のライフスタイルで用いられる「手持ちの衣服コレクション・組み合わせの総体」という意味です。「今季のワードローブを見直す」「ワードローブに基本の白シャツを加える」といった表現は、家具そのものではなく、その人が所有している洋服のラインナップ全体を指しています。この2つの意味が混同されやすいことが、言葉の曖昧さを生む大きな要因となっています。