ロケハンとは何の略?意味やシナハンとの違い・失敗防ぐ確認事項について徹底解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
映像制作や広告制作の現場において、ロケハンにかかるコストや工数はプロジェクトの規模によって大きく変動します。無計画な進行による予算オーバーや手戻りを防ぐためにも、各フェーズの性質を把握しておく必要があります。
以下の表は、シナハン、ロケハン、そして本番撮影における役割、一般的な費用相場、主な確認項目を比較したものです。
項目詳細・主な役割一般的な基準・費用相場編集部の見解・評価シナハン
(シナリオハンティング)脚本・構成の着想を得るための現地取材、風土や人間模様のリサーチ交通費・宿泊費実費
(数万円〜十数万円程度)作品の骨格を作る投資。小規模制作ではWebリサーチで代替されることも多い。一次ロケハン
(候補地選定)監督、プロデューサー、制作担当による複数候補地の絞り込み・視察移動費+ロケハン費
(施設により下見料無料〜1万円/h)複数候補の比較が鍵。施設側の受入姿勢や使用料金の枠組みをこの段階で握る。本ロケハン
(技術ロケハン)撮影・照明・録音・美術・演出の各チーフが参加し、本番同様の技術シミュレーションを実施下見料+専門人件費
(5万円〜30万円規模)妥協不可の最重要工程。ここでの見落としは本番当日の撮影遅延・追加コストに直結する。本番撮影
(本番稼働)キャスト・全スタッフが揃っての撮影本番の進行・収録数十万円〜数百万円以上/日
(スタジオ代・機材・人件費等)1分単位でコストが発生する。ロケハンの精度が高ければトラブル発生率が激減する。
制作会社やロケーションコーディネーターを起用する場合、ロケハン費用として専任スタッフの人件費(1日あたり3万円〜6万円前後)や車両費が計上されます。自主制作や個人クリエイターの場合でも、施設の下見利用料(通常のスタジオ利用料の半額〜同額が請求されるケースもある)を想定しておく必要があります。