騒動から13年、矢口真里と梅田賢三の「現在地」— 世間の冷ややかな目を変えた、ある“家族の肖像”
彼らのSNSには、芸能人特有の「キラキラ感」がほとんどない。そこにあるのは、散らかった部屋、子供の食べこぼし、すっぴんで子供を抱く矢口の姿といった、どこにでもある家庭の風景だ。
この「飾らなさ」こそが、現代の視聴者に刺さっている。完璧な家族像を演じるのではなく、不完全で、泥臭く、それでも必死に生きている姿をありのままに見せること。それが、彼らなりの世間に対する誠実さの表現なのかもしれない。かつての「スキャンダルカップル」は、いつの間にか「親近感の持てるファミリー」へとスライドしていった。