過敏性腸症候群にヨーグルトは逆効果?菌の選び方と悪化の真相
世界的な医療の現場で標準的な食事療法として確立しているのが「低FODMAP食(ローフォドマップショク)」である。発酵性の短鎖炭水化物(発酵性糖質)を制限するこのアプローチにおいて、一般的なヨーグルトは「高FODMAP食品」に分類される。つまり、腸内で急激に発酵しやすい糖質を豊富に含んでいるのだ。
症状を最小限に抑えつつ乳製品の恩恵を得るためには、水切り加工によって乳糖を取り除いたギリシャヨーグルトや、乳糖分解処理が施されたラクトースフリー製品を選ぶ工夫が有効だ。また、大豆由来の植物性製品へ切り替えることで、小腸での過剰発酵を回避し、腹部不快感を軽減する実践的な選択肢が広がる。