湯シャン・シャワー派の台頭で激変する日本の入浴事情。「毎日お風呂に入る」習慣の是非を2026年の最新科学から検証する
「毎日体をゴシゴシ洗うのは、肌の自殺行為に近い」。都内の皮膚科クリニック院長はそう断言します。人間の皮膚表面には、外部の刺激から肌を守る「常在菌」や「皮脂膜」が存在しますが、毎日の入浴と過剰な洗浄料の使用は、これらを根こそぎ洗い流してしまうのです。
特に冬場の乾燥肌や、大人のアトピー性皮膚炎の増加は、この「過剰な清潔志向」が引き金になっているケースが少なくありません。専門家は、石鹸を使って洗うのは脇や足など臭いの気になる部分だけで十分であり、お湯で流すだけで汚れの8割は落ちると指摘しています。