アニメとグラビアを侵食する「横乳」デザインの現在地と進化論
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この表現革新をビジネスの面から強力にバックアップしたのが、日本のコンテンツ産業を牽引する出版大手だ。なかでもKADOKAWAは、ライトノベルの発刊からアニメ化、フィギュア化に至るまでの一貫したメディアミックスの中で、サイドシルエットの魅力を最大限に活かしたマーチャンダイジングを確立した。原画の美しさをそのまま三次元の立体物へと昇華させるスケールフィギュアの売上は、グローバル市場で過去最高を更新し続けている。
一方、集英社は『週刊ヤングジャンプ』をはじめとする青年誌の表紙やグラビアページにおいて、この二次元トレンドを速やかにリアルへと翻訳してみせた。連載漫画のキャラクターが持つアイコニックな衣装を、実在のモデルやタレントが着用して登場する企画は毎回大きな話題を呼ぶ。二次元のアニメ・マンガと三次元のグラビアをシームレスに繋ぐ架け橋として、出版各社は表現の限界に挑み続けている。