中国ヌードローンの闇|裸を担保にした女子大生被害の手口と規制の現在

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ヌードローン問題が国家規模のスキャンダルに発展したことを受け、中国政府および公安当局は前例のない強硬策に乗り出しました。

当時の中国ではフィンテック推進の美名のもと、インターネットを通じたP2Pレンディング(個人間融資)プラットフォームが数千社規模で乱立し、事実上の無法地帯となっていました。当局は2017年以降、「キャンパスローン(校園貸)」の全面禁止を皮切りに、違法金融業者への大規模な一斉摘発キャンペーンを展開。恐喝、不法監禁、個人情報保護法違反、組織犯罪(掃黒除悪)の罪状で、関与した闇金ネットワークの首謀者らを次々と逮捕・実刑に処しました。

さらに規制の手はP2P業界全体へと広がり、2026年末までに中国国内に存在した約5,000社のP2P融資業者は完全に市場から一掃(ゼロ化)されました。金融監督体制の抜本的な見直しが行われ、野放し状態だったオンライン金融取引は極めて厳格な国家の管理下に置かれることとなったのです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。