英大学院留学の関門「2:1学位」とは?Gpa換算と評価の真相

英大学院留学の関門「2:1学位」とは?Gpa換算と評価の真相とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

イギリスの学位等級を正しく把握するためには、前後のランクとの明確な境界線を理解しておく必要があります。学士号の分類と現地での評価の相関関係は以下の通りです。

学位の等級(Classification)一般的な略称現地での得点率(%)現地における評価水準First Class Honours1st(ファースト)70% 以上最優秀。学会発表レベルの洞察や極めて高度な批判的思考力を証明。Upper Second Class Honours2:1(ツー・ワン)60% 〜 69%優秀。大学院進学や大手企業採用における標準的な選考通過ライン。Lower Second Class Honours2:2(ツー・ツー)50% 〜 59%平均的。出願可能な大学院や職種が大幅に制限される境界線。Third Class Honours3rd(サード)40% 〜 49%合格最低水準。大学院への直接進学は極めて困難。Ordinary Degree(Fail)Pass / Fail39% 以下優等学位なし(または不合格)。

ファーストクラス学位との違いとして特筆すべきは、70%という数字の重みです。イギリスの大学において70点以上を叩き出すのは学年で上位15〜25%程度に限られ、博士課程への直進や奨学金獲得において絶対的なアドバンテージを持ちます。

一方でロワーセカンドクラスとの比較では、2:1と2:2の間に「選考書類を読んでもらえるか否か」の巨大な断絶が存在します。外資系投資銀行やコンサルティングファーム、人気専攻の修士課程では「2:1以上必須」が厳格な足切りとして設定されており、2:2となった瞬間に選択肢が激減するのが現実です。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。