東京キャットストリートに猫がいない真相と2026年歩き方完全ガイド
ネット上の情報には、古いデータや誇大表現による誤解が散見されます。訪問前に知っておくべき3つの盲点を整理します。
誤解①:「猫カフェがたくさん集まる猫の聖地である」
これは最も多い検索者の誤解です。前述の通りキャットストリートは暗渠道路の愛称であり、猫カフェの密集地帯ではありません。通り沿いに数軒の動物カフェが存在する時期もありましたが、メインはあくまでアパレルとカフェです。「野良猫と触れ合える」「街中が猫だらけ」と期待して訪れると肩を落とすことになります。
誤解②:「原宿から渋谷まで完全な歩行者天国である」
キャットストリートは歩行者優先の遊歩道として設計されていますが、完全な歩行者専用道路ではありません。交差する路地からは関係車両や配送トラック、周辺住民の車両が時折進入してきます。道幅いっぱいに広がって写真撮影に没頭していると、車との接触リスクが生じます。特に表参道と交差するポイント付近は自転車の往来も激しいため、周囲への目配りが不可欠です。
誤解③:「どこからどこまでがキャットストリートなのか曖昧」
公道としての正式名称は「渋谷区特別区道第1028号路線」など複数の路線番号で管理されており、行政上の地図に「キャットストリート」と大書されているわけではありません。一般的には、渋谷の宮下公園(MIYASHITA PARK)北端付近から、表参道を横断し、神宮前三丁目の住宅街・まい泉通り手前までの約1キロメートルを指します。途中で表参道という大動脈によって物理的に南北へ分断されている点も、街歩きの際に迷いやすいポイントです。