生放送でなぜ目立つ?アナウンサーの脇汗事情と知られざる裏側
アナウンサーの脇汗をめぐる世間の視線を根本から変えた象徴的な出来事として、2011年にNHK『あさイチ』で起きた有働由美子アナウンサーの「脇汗事件」が挙げられます。
当時、生放送中に着用していた衣装の脇部分に大きな汗染みが浮き出たことで、番組宛てに視聴者から「見ていて不快」「生放送なのにみっともない」といった批判的なFAXが寄せられました。しかし、有働アナはそのメッセージを生放送中に自ら堂々と読み上げ、「脇汗をかいて申し訳ありません。でも自然なことなんです」とユーモアを交えて率直に受け止めました。
この潔い対応はネット上を中心に爆発的な共感を呼び、単なるハプニングや嘲笑の対象から「人間らしくて好感が持てる」「誰にでも起こる自然な現象」という認識へと世論を一変させました。メディア界における脇汗というタブーを打ち破り、現在に続くオープンな議論の契機となった歴史的瞬間です。