次亜塩素酸ナトリウム消毒の正しい希釈法と絶対Ngな危険行為を徹底解説
家庭内や施設内で嘔吐事故が発生した際、初動の対応スピードと正確さが集団感染を防ぐ決定打となります。乾燥した嘔吐物からウイルスが空気中に舞い上がり、それを吸い込むことで飛沫感染・空気感染を引き起こすため、迅速な封じ込めが求められます。
具体的な処理ステップは次の手順を遵守してください。
1. 防護具の装着と換気:処理者は使い捨てのマスク、エプロン、手袋を2重に着用し、部屋の窓を開けて十分な気流を確保します。
2. 外側から中心への拭き取り:使い捨てのペーパータオルや古布を用意し、嘔吐物の広がりを防ぐため外側から内側に向けて静かに覆いかぶせ、拭き取ります。
3. 0.1%濃度の希釈液で浸漬消毒:嘔吐物を除去した床面およびその周囲(半径2メートル程度の広範囲)を、濃度0.1%の次亜塩素酸ナトリウム液を浸したペーパータオルで覆い、10分程度浸漬させてから拭き上げます。
4. 密閉廃棄と手洗い:使用したペーパータオルや手袋はビニール袋に入れ、袋の中に0.1%の消毒液を少量注ぎ込んでから口を固く縛って廃棄します。最後に石鹸と流水で30秒以上の丁寧な手洗いを実施してください。