耳から血が出るのはストレスが原因?危険な兆候と受診目安を徹底解説

耳から血が出るのはストレスが原因?危険な兆候と受診目安を徹底解説とはどんな影響があるのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

耳から血が出る原因の多くは、外耳道(耳の穴の入り口から鼓膜まで)や中耳(鼓膜の奥)に生じた物理的な傷や炎症です。代表的な疾患と状態は次の通りです。

1. 耳かきのやりすぎによる皮膚の傷
耳出血の理由として最も件数が多いのが、耳かきや綿棒の使いすぎによる外耳道の擦り傷です。耳の穴の奥数ミリから鼓膜の手前までの皮膚は非常に薄く、ティッシュで軽く拭っただけでも毛細血管が切れてにじむような出血が起こります。

2. 外耳道炎(がいじどうえん)
外耳道にできた傷から細菌や真菌(カビ)が侵入して感染すると、外耳道炎を発症します。強いかゆみや痛みに加え、血液と黄色い分泌物が混ざった「耳だれ」が出ることが特徴です。

3. 急性中耳炎・慢性中耳炎の悪化
風邪などをきっかけに鼓膜の奥に細菌が繁殖する急性中耳炎では、耳の奥に激しい痛みが走ります。炎症が進んで膿が溜まりすぎると鼓膜に小さな穴が開き、「耳の奥のズキズキした痛みとともに、血液混じりの膿が外へ流れ出てくる」という症状が見られます。

4. 鼓膜が破れる(鼓膜穿孔)
耳かきを深く入れすぎた事故のほか、平手打ちやボールが耳に当たるなどの外傷、ダイビングや飛行機の気圧変化によって鼓膜が破れると、鮮血が出ると同時に鋭い痛みや急激な難聴、耳閉感(耳が詰まった感じ)が生じます。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。