アラジンのトラはチャンドゥ?ラジャーとの違いと正体を徹底解剖
作品も設定も異なる2頭が混同される最大の理由は、東京ディズニーシーのアラビアンコーストというテーマポートの構造と、原作の持つ文化的背景にあります。
アラビアンコーストは、映画『アラジン』の世界観と「シンドバッドの冒険」の世界観が融合した壮大なエリアです。エリア内には『アラジン』をテーマにした「マジックランプシアター」や「ジャスミンのフライングカーペット」が並び、すぐ隣の区画にはチャンドゥが待つ「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」が堂々とそびえ立っています。
アラジンとシンドバッドの関係性を歴史的に遡ると、どちらも中東の説話集『千夜一夜物語(アラビアンナイト)』にルーツを持つエピソードです。同じエキゾチックな宮殿建築や砂漠の市場が広がる空間を歩き、ショップ「アグラバーマーケットプレイス」に入ると、ジャスミングッズの隣にチャンドゥのぬいぐるみがずらりと並んでいます。パークを訪れたゲストが「アラビアンコーストにいる可愛いトラ=アラジンのトラ」と直感的に結びつけてしまうのも無理はありません。