なぜラッコは手をつなぐ?可愛い仕草に隠された切ない理由と2026年の真実
水族館での頭数減少だけでなく、野生のラッコたちを取り巻く環境も依然として厳しい状況が続いています。かつて上質な毛皮を狙った商業捕獲により絶滅寸前まで追い込まれたラッコは、現在もIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで「絶滅危惧種(EN: Endangered)」に指定されています。
近年では、地球温暖化による海水温の上昇、タンカー事故等による海洋油濁汚染、天敵であるシャチの捕食圧の変化などが生息数を脅かす新たな脅威となっています。
一方で、ラッコは沿岸生態系のバランスを保つ「キーストーン種(中核種)」でもあります。ラッコが海藻を食べ尽くすウニを捕食することで、豊かな藻場(ケルプの森)が守られ、海洋の二酸化炭素吸収や多様な魚類の育成に寄与しています。ラッコの保護は、豊かな海を守ることそのものにつながっています。