増税メガネの真相と由来|岸田政権を揺るがした不名誉なあだ名の全貌

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岸田文雄首相(当時)を指す「増税メガネ」というフレーズが世の中に姿を現したのは、2026年8月中旬から9月上旬にかけてのことです。特定の一人の著名人が意図的に命名したわけではなく、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)やX(旧Twitter)の政治関連スレッドにおいて、防衛費増額や各種増税議論に対するフラストレーションを抱えた複数の匿名ユーザーによって自然発生的に書き込まれたのが直接の起源とされています。

このあだ名が爆発的な拡散を見せた契機は、政治ジャーナリズムや大手週刊誌による報道でした。一部の週刊誌が「首相本人が『レーシック手術をしてメガネを外そうか』『メガネを変えたほうがいいのか』と周囲に漏らし、あだ名を気にしている」という官邸関係者の証言を報じたことで、ネットユーザーの創作意欲に油を注ぐ形となりました。外見の特徴である「トレードマークの眼鏡」と、国民が抱く「負担増への警戒感」が見事に結びつき、瞬く間にトレンド入りを果たしたのです。

さらに、大手ポータルサイトのコメント欄やYouTubeの政治解説動画などを通じて一般層にも浸透。同年末に発表された「新語・流行語大賞」のノミネート語30選にも選出されるなど、一国の首相に対するあだ名としては異例の広がりを見せ、政権のパブリックイメージを決定づける象徴となりました。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。