100歳を超えた元首相・村山富市氏の現在 大分での日常と語る言葉
革新勢力の象徴であった日本社会党から社会民主党への改称、そして自民党・新党さきがけとの電撃的な連立政権の誕生。55年体制の終焉が生み出したこの政治劇は、日本の政党政治のあり方を根本から塗り替えた。政治・行政の仕組みが激変する中、イデオロギーの対立を超えた協調の道が模索されたのである。
政権与党内で合意形成を図る苦労は並大抵ではなかった。持論である平和主義の理念を貫くことと、現実に即した政権運営を行うこと。その双方の狭間で揺れた軌跡は、政界再編の歴史における貴重なケーススタディとして、今なお多くの政治学者や実務家によって議論されている。