ベトナムの一弦琴ダン・バウに魅せられた演奏家・小栗久美子|音の架け橋が拓く伝統と革新

話題沸騰中の ベトナムの一弦琴ダン・バウに魅せられた演奏家・小栗久美子|音の架け橋が拓く伝統と革新について、詳しいまとめをご紹介しています。

小栗久美子さんが演奏する「ダン・バウ」とはどのような楽器ですか?

ダン・バウ(Đàn bầu)は、ベトナムの伝統的な一弦琴です。1本の弦と、音程を変化させるための竹製の棒(モー)で構成されています。奏者は右手の掌で倍音(ハーモニクス)を出しながらピックで弦を弾き、左手で棒を動かして弦の張力を変えることで、人間の歌声のような自由で伸びやかな旋律を作り出します。

小栗久美子さんの主な経歴や学歴を教えてください。

国立音楽大学のヴァイオリン専攻を卒業後、ベトナムの伝統音楽に感銘を受け、本場ハノイにあるベトナム国立音楽院へ留学しました。現地の大物奏者に師事してダン・バウの高度な奏法を習得し、帰国後は日本における第一人者として演奏・執筆・講演など多角的な活動を行っています。

小栗久美子さんの演奏はどのような場所で聴くことができますか?

全国各地で開催されるソロコンサートや日越交流イベント(ベトナムフェスティバルなど)、学校での鑑賞事業のほか、リリースされているCDアルバムや各種音楽配信サービスでも聴くことができます。また、TV番組やラジオのテーマ曲、劇伴音楽などで彼女の演奏が使用されることも多くあります。

ヴァイオリンの演奏経験はダン・バウの演奏にどのように活かされていますか?

ダン・バウにはフレット(音程の目盛り)が存在しないため、非常に正確な耳と音階のコントロールが求められます。小栗久美子さんは国立音楽大学で培った厳しいクラシック・ヴァイオリンのトレーニングによって緻密な音程感と音色設計を身につけており、それがダン・バウの音程の精度や表現力の高さに大きく寄与しています。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。