初心者も失敗しない!手編みスタイの編み図とプロが教える仕上げ術
編み上がった後の「最後のひと手間」こそが、素人っぽさを払拭し手芸品から本格的な作品へと昇華させる決定打となる。
長年親しまれるNHK『すてきにハンドメイド』の放送や、公益財団法人日本手芸普及協会の指導現場でも繰り返し強調されるのが、編み終わりのスチームアイロン掛け(ブロッキング)の重要性だ。編み上がったスタイに直接アイロンを押し当てるのではなく、1センチほど浮かせて蒸気だけをたっぷりと含ませる。その後、まち針で形を整えて乾かすことで、目の揃い方が見違えるように美しくなる。
また、プラスナップボタンや金属製スナップの取り付け位置には、伸び防止の裏布や当て布を補強として挟み込むのがプロの鉄則。糸始末も、解けやすい縁部分を避けて編み目の中に深くくぐらせることで、何度洗濯しても解けない強固な仕上がりを実現できる。