日本橋馬喰町で異彩を放つDddホテル、予約殺到の真実と空間美学
一目見た瞬間に心奪われるモスグリーンを基調としたシグネチャーカラー。この深い色調と陰影を活かした空間デザインを手掛けたのは、建築家の宗本晋作氏とクリエイティブディレクターの二ノ宮佐和子氏だ。
宗本氏による計算し尽くされた建築的アプローチと、二ノ宮氏の繊細なディレクションが見事に融合した館内は、光と影の移ろいが緻密にコントロールされている。深い緑の壁面と柔らかな照明のコントラストが、まるで現代美術館の一室に滞在しているかのような錯覚を覚えさせる。デザイナーズホテルの枠を超え、五感に直接働きかける空間の極意がここには息づいている。