有名人を巻き込む天才詐欺師の手口と巨額事件の真相【逮捕歴と現在】

有名人を巻き込む天才詐欺師の手口と巨額事件の真相【逮捕歴と現在】の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

時代や媒体が変わっても、投資詐欺の根本的な仕組みの約9割はポンジスキーム有名事例に集約されます。1920年代にアメリカのチャールズ・ポンジが考案したこの手法は、集めた出資金を実際の事業で運用せず、後から参加した出資者の資金をそのまま既存の出資者へ「配当」と偽って横流しする自転車操業の手口です。

新規の出資者が途絶えた瞬間にシステムは音を立てて崩壊し、主犯格は集めた資金を持って行方をくらまします。元本保証や月利数十パーセントといった非現実的な高利回りを謳う案件は、例外なくこの構造を持っています。

一方、個人ではなく企業を標的にする古典的かつ凶悪な手法が取り込み詐欺の手口です。ペーパーカンパニーや休眠会社を買い取った詐欺グループは、当初は少額の取引を現金で決済して信用を築きます。相手が完全に油断した段階で数千万円から数億円規模の商品を手形や掛け払いで大量に仕入れ、納品された直後に商品を転売して現金化し、会社ごと姿を消します。手形決済の期日ズレを悪用したこの手口は、中小企業の連鎖倒産を引き起こす深刻な脅威であり続けています。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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