ホエイとソイプロテインの決定的な違い!効果と選び方の真相を検証
プロテイン選びの基本でありながら最も混同されやすいのが、原料の性質とアミノ酸組成の相違です。ホエイプロテインは牛乳を原料とし、チーズを製造する過程で生じる上澄み液(乳清)から抽出されます。一方のソイプロテインは、大豆から油脂や糖質を分離・精製した植物性タンパク質です。
栄養学的な評価基準であるアミノ酸スコア100という点においては、実は両者ともに最高基準をクリアしています。体内で合成できない9種類の必須アミノ酸をバランスよく網羅している点では優劣がありません。しかし、その内部構造に目を向けると、筋肉合成を強力に促進する分岐鎖アミノ酸(BCAA)、とりわけロイシンの含有比率においてホエイが大豆タンパクを大きく上回っています。
また、ホエイを選択する際に把握しておくべきがWPCとWPIの違いです。一般的な「WPC(ホエイプロテイン・コンセントレート)」はタンパク質含有率が約75〜80%で乳糖や脂質が微量に残存するため、乳製品でお腹が緩くなりやすい人は注意が必要です。対して「WPI(ホエイプロテイン・アイソレート)」は高度なろ過技術で乳糖を極限まで除去し、タンパク質純度を約90%まで高めています。製法ごとの特性を把握することが、購入後のトラブルを防ぐ第一歩となります。