街から消えるコンビニイートインの真相!撤去理由と2026年各社最新動向
イートインに対するアプローチは、チェーンごとの事業モデルや強みによって明確に分かれています。
セブン-イレブンは、店舗オペレーションの徹底的な効率化と省人化を推進するなかで、トラブルの温床になりやすく清掃負担の大きいイートインの閉鎖を進めてきました。空いたスペースはセルフレジの増設や宅配受取ロッカー、スムージー専用什器などの先進設備スペースとして再活用されています。
ファミリーマートは前述の通り、物販棚への転換を戦略的に進め、雑貨やアパレルを核とした新しいコンビニ体験の構築に注力しています。
ローソンは、店内調理ブランド「まちかど厨房」を展開していることもあり、地域性や立地条件(住宅街やロードサイドなど)を厳密に見極めた上で、必要とされる店舗には小規模なカウンター席を残す柔軟な運用を続けています。
その一方で、他社と完全に一線を画すのがミニストップです。創業当初から「コンボストア(コンビニ+ファストフード)」を掲げるミニストップにとって、ソフトクリームやポテトなどをその場で味わうイートインは、他チェーンとの最大の差別化要素です。各社が席を撤去するなか、ミニストップはあえてイートインを維持・アップデートし、「店内でゆっくり食べられるコンビニ」としてのブランド価値を一層際立たせています。