ネット流行語「わからせ」の真相!アニメとVtuberを渡る爆発力
かつてエンターテインメント産業における流行は、テレビや大手メディアなどの作り手側が主導して意図的にブームを仕掛けるのが常だった。しかし、現在の市場構造は完全に逆転している。SNSや動画共有サービスでユーザーが自発的に生み出し、面白がって拡散させたネットスラングや記号的な感情表現こそが、次のヒット作のプロットやキャラクター設定を決定づける時代なのだ。
「視聴者がいまどんなカタルシスを欲しているか」というリアルタイムな感情のデータを、ネット空間から抽出して作品にフィードバックする。この超高速の循環構造に対応できた企業やクリエイターだけが、激変するコンテンツ市場で生き残ることができる。ひとつの言葉のバズは、現代の消費心理を映し出す鏡そのものなのだ。