プロ直伝!失敗しないキウイジャムの作り方と変色・固まらない解決策
ジャム作りにおいて味の骨格と保存性を左右するのが、果実に対する砂糖の配合比率です。健康志向から極端に砂糖を減らしたくなる傾向が見られますが、糖度が低すぎると前述のゲル化が起きず、防腐効果も失われてしまいます。
美味しさととろみを両立させるキウイジャムの砂糖の割合の黄金比は、果実正味重量に対して40%〜50%です。翌日までに食べ切るフレッシュタイプであれば30%程度まで落とすことも可能ですが、適度な粘度と2週間以上の冷蔵保存を担保するためには最低でも40%を確保するのがプロの基準です。
品種によるアプローチの違いも重要です。グリーンキウイの酸味調整では、酸味がしっかりしているため砂糖の甘さを受け止める力がありますが、甘みの強い品種で作るゴールドキウイジャムレシピでは、元の酸味が穏やかな分、ゲル化を助けるためにレモン汁を通常より2〜3割増やすのが美味しく固める秘訣です。
もし手元にレモンがない場合、レモン汁なしの代用として「クエン酸(果肉300gに対して小さじ1/4程度)」や「リンゴ酢・白ワインビネガー(小さじ1〜2)」が有効です。お酢を使用する場合は香りが穏やかなものを選べば、加熱によってツンとした匂いが飛び、しっかり酸度を補うことができます。