昭和の路地裏が世界基準のディープな熱気に——2026年、大阪・天満で巻き起こる「大衆ナチュールワイン旋風」の今
ワインの美味しさもさることながら、人々を惹きつけてやまないのは「人」の温もりだ。いわゆる「裏天満」と呼ばれる提灯通りの周辺には、強烈な個性とワインへの愛を持ったオーナーたちが店を構えている。
「今日はどんな気分?」「ちょっと酸味のある面白いやつ開いてるよ」——カウンター越しに交わされる他愛もない会話から、その日の1杯が決まる。隣の客と自然にグラスを交わし、気づけばおすすめの店を教え合っているような温かい空気感。東京や海外の洗練されたワインバーにはない、血の通ったコミュニティがここには生きている。一見客や一人飲みであっても決して放置されない懐の深さが、リピーターを惹きつけて離さない。