顔の稗粒腫の原因と治し方|自分で針は危険?皮膚科の費用と除去法
美容医療や皮膚科診療の現場を取材すると、自力での除去を試みて失敗し、駆け込んでくる患者の切実な声が数多く記録されています。
都内の皮膚科クリニック院長は、近年の現場状況を次のように明かします。
「SNSで『針で押し出す動画』が数十万回再生されている影響で、ご自身で眉毛用のハサミや安全ピンを使って皮膚を切り裂き、患部が赤く腫れ上がってから受診される方が目立ちます。中には、目のキワの極めて危険な位置に針を刺して眼球を傷つけそうになった事例もありました。クリニックで行う医療処置であれば、ほんの数十秒、保険診療なら数百円から処置できるものをご自身でこじらせてしまい、数万円以上のレーザー治療や傷跡修正が必要になるケースは本当に胸が痛みます」
実際に、美容系コミュニティや大手質問掲示板に投稿された利用者の手記や体験談を検証すると、自己処置の過酷な現実が浮き彫りになります。
「鏡を見ながら針で突いてみたが、激痛と出血ばかりで肝心の白い芯が出ず、翌朝には真っ赤に腫れ上がって結局皮膚科へ。医師から『これ以上触っていたら顔に穴が開くところだった』と厳しく叱られた」(20代女性の手記より)
「目の下にできた5個のポツポツを放置していたら、メイクのたびに影になって老け見えが加速。意を決して炭酸ガスレーザーを受けたら、麻酔テープのおかげで痛みはゼロ、施術も5分で終わり、1週間後には跡形もなくツルツルになった。もっと早くプロに頼めばよかった」(30代女性のクチコミより)
顔という容貌に直結するパーツだからこそ、「手軽に安く済ませたい」という心理が働きがちですが、医学的根拠を無視したセルフ処置は極めてハイリスクである現実を直視しなければなりません。