揚げ足を取るの正しい意味と語源!職場で嫌な相手を黙らせる言い返し
普段何気なく使っている慣用句だが、その語源・歴史を遡ると、古来の神事であり日本の伝統武道でもある相撲に行き着く。
土俵の上で相手が蹴り技を出したり、体勢を崩して足を上げた瞬間を狙い、その足を取って相手を倒す技「揚げ足取り」。これが転じて、相手のスキや言い損じに乗じてやり込める行動を指すようになった。日本相撲協会の公式記録や古い取組の伝承にも、相手の攻めを逆手に取る技法としてその名が刻まれている。身を守り白星を引き寄せるための格闘技術が、時代を経て「他者を言葉で不当に攻撃する」というメタファーへ変容した経緯はきわめて興味深い。