工藤会・野村悟はなぜ死刑から無期懲役に?減刑の真相を徹底解説
市民社会や法執行機関に対して一切の容赦を見せず、「凶暴な武闘派集団」として恐れられた工藤会に対し、国家が威信をかけて挑んだのが2014年9月に開始された福岡県警の「頂上作戦」です。
暴追センターや検察、全国の警察本部から集結した数百人規模の専従捜査班は、野村悟・田上不美夫両被告を相次いで逮捕。さらに上納金に絡む脱税事件での追起訴、みかじめ料徴収の徹底遮断、市民や企業に対する厳重な身辺警護を展開しました。
この作戦の決定打となったのが、北九州市内にあった強固な本部事務所の撤去・解体です。市民運動と行政の手続きによって本部跡地は民間企業へ売却され、福祉施設等の用地として再整備されました。かつて「警察官や一般市民にも銃口を向ける」と恐れられた威嚇力は削ぎ落とされ、全盛期に1,000人以上いた構成員・準構成員数は、現在では壊滅的な水準にまで減少しています。