なぜ「古風な名前」が大流行?キラキラネームを超える洗練の極致

なぜ「古風な名前」が大流行?キラキラネームを超える洗練の極致について押さえておきたい 理由を厳選して解説いたします。

この空前のレトロブームに対し、消費の現場も敏感に反応している。育児・ベビー用品業界では、伝統的な和柄を取り入れたベビー服や、ひらがな・漢字体を引き立てる木製命名札などの商品展開が急増中だ。赤ちゃん本舗の店頭でも、名前の由来を解説する特設コーナーが設けられ、連日多くのプレママ・プレパパで賑わっている。

では、具体的にどのような漢字や響きが選ばれているのだろうか。たまひよの最新集計によると、人気を集める漢字にはある明確な共通点がある。それは「自然の風景」「静けさ」「手仕事」「植物」を連想させる点だ。例えば「紬」は一本一本の糸を丁寧に紡ぐ芯の強さを感じさせ、「凪」は風が止み波が静まるような平穏を願う思いが込められている。文字そのものが持つストーリー性の深さこそが、現代の親たちを引きつけてやまない理由だ。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。