嵐のデビュー曲から27年――菊池常利が今も泥臭くステージに立ち続ける理由と、息子・風磨へと受け継がれた「表現者のDna」
世間が彼に寄せる関心のひとつに、やはり息子である菊池風磨との関係がある。バラエティ番組やドラマ、そしてグループ活動で圧倒的な存在感を放つ風磨だが、そのユーモアセンスや、どこか反骨精神を感じさせるパフォーマンススタイルは、父親譲りであることは疑いようがない。
家庭内では、音楽や芸能の仕事についてベタベタと干渉し合うことはなかったという。しかし、男同士の無言の信頼関係は常に存在していた。風磨が芸能界に入る際、父親として伝えたのは「やるからには途中で投げるな」というシンプルな約束だった。その約束を胸に、トップアイドルへと駆け上がった息子を、彼は今、一人の表現者として静かに見守っている。