昼食千円超の衝撃!物価高とタイパ需要で激変する食の生存戦略
価格高騰と並んで消費行動を決定づけているのが、圧倒的な「タイパ需要」だ。1時間の昼休みのうち、エレベーターの待ち時間と店舗前の行列で30分を消費することを、現代のビジネスパーソンは許容しなくなっている。この隙間を埋める存在として急拡大しているのが、フードデリバリーサービス各社の法人向け・拠点向けシフトだ。
株式会社出前館やUber Eats、そして国内発のデリバリープラットフォームであるmenuは、個々の注文を個別に届ける従来型モデルから、オフィスビル単位でまとめて届ける高効率な仕組みへと進化を遂げている。特に注目を集めるのが、専用のスマートミールロッカーやビル内特設ブースを活用したオフィス向け配食事業だ。配送効率を高めることで配達手数料を抑え、ユーザーには「待たずに温かい食事が手に入る」利便性を提供する。ランチ難民を救うインフラとして、デリバリー各社はオフィス空間への食い込みを強めている。