クレパスとクレヨンの違いを徹底解明!原材料・対象年齢と園の指定理由

話題沸騰中の クレパスとクレヨンの違いを徹底解明!原材料・対象年齢と園の指定理由について、主要な情報をご紹介しています。

クレヨンとクレパスの決定的な違いは、製造時に使われる「オイル(液体油・植物油)」の有無と配合バランスにあります。日本文具工業会および大手文具メーカーの公開データによると、両者の主原料は似通っているものの、油分の含有量によって物理的な硬度と描画特性が劇的に変化します。

クレヨンは、着色用の顔料をパラフィンワックスやステアリン酸などの「固形油脂」で固めて成形されます。油分が少なく硬質であるため、先端を使って細い輪郭線を描いたり、引っかかりなく軽快に線を引く作業に長けています。一方で、油分がほとんどないため、描いた上から別の色を重ねて混ぜ合わせる「混色」や「重色」には適していません。

対照的にクレパスは、顔料とワックスに加えて液体油(鉱物油や植物油成分)を高比率で練り込んでいます。これにより、バターのように滑らかな伸びと粘り気が生まれ、力を入れずに濃密な着色が可能になります。指先で擦ってぼかしたり、色の上に別の色を重ねて新しい色を作り出す技法は、クレパスならではの真骨頂です。

画材種別主原材料・成分硬さ・筆圧特性得意な描画表現クレヨン顔料、固形ワックス、油脂(極微量)硬い(強い筆圧でも折れにくい)細い輪郭線、軽快な線画、手や紙を汚さない描写クレパス(オイルパステル)顔料、ワックス、液体油(オイル成分)柔らかい(弱い筆圧でも濃く発色)広い面の塗りつぶし、混色、重ね塗り、ぼかし粉末パステル顔料、粘着剤(アラビアゴム等・油分なし)極めて脆い(粉状に崩れやすい)淡いグラデーション、柔らかな陰影(定着液必須)クーピーペンシル顔料、合成樹脂(ポリマー芯)色鉛筆と同等(折れにくく消しゴムで消える)細かい塗り分け、文字書き、ノート整理
高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。