電波がない圏外でも迷わない!プロが教えるオフライン地図活用術
多くのユーザーが「機内モードや圏外ではナビが使えない」と誤解している。だが実際には、スマートフォンに内蔵された全地球測位システム(GPS)レシーバーは、モバイル通信網とは完全に独立して機能する宇宙からの電波を受信している。上空の人工衛星から届く微弱な信号をキャッチするだけで、端末は単独で緯度・経度を割り出せる。
ではなぜ通常、圏外で地図が開けなくなるのか。理由は単純で、背景に描画される道路や建造物のベクターデータを都度インターネット経由で読み込んでいるからだ。端末内のストレージに地図情報をあらかじめ保存しておけば、通信が完全に遮断された環境であっても、内蔵チップが位置情報サービスを稼働させ、現在地を正確にトラッキングし続ける。地理情報システム(GIS)のローカル化によって、通信キャリアの電波に頼らないナビゲーション環境が完結する。