なぜアイスクリームワゴンが今人気?リアルな開業費用の真相と失敗回避術

なぜアイスクリームワゴンが今人気?リアルな開業費用の真相と失敗回避術の背景について、専門知識を詳しくお届けします。

Q1:軽自動車と普通車(1t・1.5tトラック)、どちらのベース車両を選ぶべきですか?
A1:出店スタイルによります。狭い住宅街や都市部のコインパーキング、小規模フェスを主戦場とするなら小回りが利き維持費の安い軽バン(軽トラックベース)が有利です。ただし、改正食品衛生法の基準を満たす80L以上の給排水タンクや大容量冷凍庫を積むと積載重量の限界に近づきます。仕込み量を多く確保し、大型フェスで1日数千食の提供を狙うのであれば、1t〜1.5tの普通車トラックベースを選ぶのが安全です。

Q2:調理師免許や製菓衛生師の国家資格は開業に必須ですか?
A2:必須ではありません。キッチンカーを開業するために法的に義務付けられているのは、保健所が実施する講習を1日受講すれば取得できる「食品衛生責任者」の資格と、自治体ごとに取得する「飲食店営業等の営業許可」です。ただし、アイスクリームのベースとなるミックスを原材料から独自に調合・殺菌・製造する場合は、車内ではなく固定店舗としての「アイスクリーム類製造業」の許可施設が別途必要になるケースがあります。

Q3:車載用冷凍庫の電源確保はどうすればよいですか?
A3:出店場所から外部AC100V電源を供給してもらえる現場以外では、車載インバーター発電機(定格出力1.6kVA〜2.8kVA以上)または大容量リン酸鉄リチウムイオンポータブル電源(2,000Wh〜4,000Whクラス)の常時稼働が不可欠です。移動中も冷凍庫を冷やし続ける必要があるため、走行充電システムやサブバッテリーシステムの構築が必須設備となります。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。