プルオーバー筋トレは胸と背中どっち?効かない理由と効かせ分けの極意

プルオーバー筋トレは胸と背中どっち?効かない理由と効かせ分けの極意の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

スタンダードなダンベルプルオーバーやり方をマスターすることは、すべてのバリエーションの基礎となります。ベンチに対して垂直に背中上部を乗せる「クロスベンチスタイル」または「フラットベンチに仰向けに乗るスタイル」のいずれかを選択し、以下の手順でセットアップを行います。

両手の手のひらでダイヤモンド型を作り、ダンベルの内側のプレートを包み込むように保持します。スタートポジションではダンベルを胸の真上に掲げ、肩甲骨を軽く寄せて下げた状態を安定させます。

プルオーバー大胸筋効かせ方の核心は、胸郭を縦に大きく広げるイメージを持つことです。ダンベルを頭の後ろへ下ろしていく際、肘をわずかに外側へ逃がし、胸骨全体が引っ張られる感覚を感じ取ります。ダンベルを戻すときは、肘同士を胸の前で寄せるように意識しながら、大胸筋の力で持ち上げます。このとき、垂直位置まで戻してしまうと重力が骨に乗って負荷が抜けるため、「目線よりやや頭上側」で切り返すのが筋緊張を維持するコツです。

一方、プルオーバー広背筋フォームでは、脇をしっかり締める意識が欠かせません。肘を外に開かず正面に向けたまま、脇の下から腰にかけての筋肉が強く引き伸ばされるのを感じながらダンベルを下ろします。引き上げ動作では「肘を腰骨に向かって引き下ろす」意識を持ち、背中の収縮を意識しながら胸の上部までしっかりとダンベルを戻します。

また、プルオーバー呼吸法と肘の角度も効き目を左右する重大な要素です。ウエイトを下ろすフェーズで大きく息を吸い込んで胸郭を膨らませ、ウエイトを挙上しながら息を細く吐き出します。肘の角度は約100〜120度程度に軽く曲げた状態で固定し、動作中に肘を開閉させないことが三頭筋への負荷逃げを防ぐ決定打となります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。