足元で進む崩壊!日本固有のモグラに迫る絶滅危機と知られざる生態

足元で進む崩壊!日本固有のモグラに迫る絶滅危機と知られざる生態の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

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日本の地下には、世界的に見てもきわめて特殊な生物相が広がっている。日本固有のモグラたちは、数百万年規模の歳月をかけて島国の多様な土壌環境に適応してきた。その生態解明の第一人者である国立科学博物館の川田伸一郎研究員は、現地調査の最前線で激変する土壌環境のリアルを肌で感じている。

2026年に入り実施された生息状況の最新トラップ調査や環境DNA分析によると、特定地域にしか存在しない固有種の生息域が著しく狭められていることがわかった。特に、新潟県の越後平野周辺にのみ分布するエチゴモグラは、水田の基盤整備やコンクリート護岸化による土質の硬質化によって坑道(トンネル)を掘ることが困難になり、生息地が寸断されている。また、沖縄県の尖閣諸島・魚釣島にのみ生息が確認されているセンカクモグラは、過去の調査以降、長年にわたり生息確認すら極めて困難な状態が続いており、絶滅の危機的状況が危惧されている。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

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