高橋是清の最期と二・二六事件|ダルマ宰相が残した最後の言葉と真相
昭和史の大きな転換点となった事件の記憶は、現在も大切に保存・継承されています。
惨劇の舞台となった赤坂の私邸跡地は、現在「高橋是清翁記念公園」(東京都港区)として整備されています。都会の喧騒の中に広がる緑豊かな日本庭園には、是清の銅像が静かに佇み、散策に訪れる人々に歴史の重みを伝えています。
一方、襲撃現場となった邸宅の母屋部分は、東京都小金井市の「江戸東京たてもの園」に移築・復元されています。総栂(つが)普請の重厚な建物の2階には、事件当時に是清が就寝していた書斎兼寝室が当時の姿のまま残されており、訪れる誰もが歴史の緊迫感を肌で体感することができます。