吉原、ピカソ、コンクリ事件を結ぶ闇!衝撃の真相と全貌を追う
吉原という街は、江戸時代から続く公認の遊郭地帯であり、戦後の赤線廃止を経てなお独特の空気感を漂わせている。昭和の闇市時代から高度経済成長期にかけて、この地域周辺には表の社会に流通できない盗難美術品や密売品が集積するルートが存在したと、裏社会の歴史に詳しいジャーナリストは語る。
その過程で「海外の大物コレクターから流出したパブロ・ピカソのデッサンが吉原の地下金庫に潜んでいた」という噂が、まことしやかに囁かれるようになった。20世紀最大の芸術家が遺した圧倒的な破壊力を持つ肉筆画が、日本の潜伏的な裏社会で資金源として流通していたというロマンとも恐怖とも取れる都市伝承。これが時代を超えて現代のネット空間に蘇り、事件史の謎と結びついた背景には、人間の持つ邪悪さと美への異常な執着が透けて見える。