「彼こそが海賊」誕生の真実!ハンス・ジマーが放つ映画音楽の奇跡
「カリブの海賊」の音楽と一口に言っても、実はディズニーパークのアトラクションで使用されている楽曲と映画のテーマ曲は全く異なる歴史を持っている。東京ディズニーランドなどのアトラクションで親しまれているのは、1960年代に制作された『ヨーホー(A Pirate's Life for Me)』だ。
ジョージ・ブランズが作曲し、エックス・アテンシオが作詞を手掛けた『ヨーホー(A Pirate's Life for Me)』は、陽気でキャッチーな船乗りの酒宴ソングであり、どこかユーモラスでクラシカルな味わいを持つ。一方、映画のために作られた『彼こそが海賊』は、シンフォニックで壮大なシンセサイザー融合型のオーケストラ・サウンドトラックだ。前者が古き良き海賊の宴を描くのに対し、後者は危険とロマンに満ちた大海原の冒険を可視化している。