流行語大賞になぜ違和感?選考結果とSnsの熱量ギャップを解剖
近年の選考傾向を振り返ると、老若男女に浸透したスポーツ界の偉業と、テレビドラマ発の社会派ワードが圧倒的な強さを見せている。前者の代表例が、前人未到の記録を次々と塗り替え日本中を湧かせた大谷翔平選手に関連する話題だ。彼の活躍はメディアの分断を超えて国民全体が共有できる数少ないトピックであり、選考委員会にとっても異論が出にくい着地点となる。
一方で、話題を集めたドラマ『不適切にもほどがある!』のように、コンプライアンスやハラスメント意識といった令和の価値観と昭和のギャップを痛快に描いた作品の言葉も選ばれやすい。単に流行した作品というだけでなく、現代社会が抱える葛藤やテーマ性を浮き彫りにした言葉かどうかが、トップテン入りの分かれ目となっている。