電源オフでも位置特定?Android端末を探す機能の全貌と設定術
かつての端末捜索機能は、スマートフォン本体の電源が入っており、かつ携帯電話回線やWi-Fiに接続されていることが絶対条件でした。しかし、Googleの大規模な位置情報ネットワークである「Find My Device ネットワーク」の本格稼働により、その常識は過去のものとなっています。
この技術の核となるのは、世界中に存在する数億台規模のAndroid端末が形成するBluetoothメッシュネットワークです。探したい端末が圏外やデバイスを探すオフラインの状態にあっても、端末から常時発信される微弱な暗号化Bluetoothシグナルを付近を通りかかった別のAndroid端末が検知します。その位置情報がGoogleのサーバーへ中継されることで、持ち主の管理画面に現在地がマッピングされる構造です。
さらに対応ハードウェアを搭載した一部の最新機種では、Androidデバイスを探す機能が電源オフのシャットダウン状態でも動作します。バッテリー残量が完全にゼロになる直前の予備電力を活用し、Bluetoothコントローラー単独で数時間から数十時間にわたり信号を発信し続けるため、バッテリー切れや悪意ある第三者による電源切断が起きた場合でも捜索の道が残されています。