「痩せている」はもう古い?プロが明かすスタイルがいい人の共通点
こうした世界的潮流は、国内の産業構造にも大きな地殻変動をもたらしている。日本のモデル業界を統括する日本モデルエージェンシー協会をはじめとする関連団体や、最前線の美容・ファッション業界では、過度なダイエットを強いるスカウトや審査基準の見直しが急速に進む。
かつてはオーディション写真の「細さ」が一次審査を左右した時代もあったが、現在は「筋肉のしなやかさ」「皮膚のハリ」、そして「歩行時の軸のぶれなさ」が厳格に評価される。極端な食事制限で痩せこけたモデルは、長時間の撮影やタフなショーに耐えられないばかりか、現代消費者が求める健康的なライフスタイル像とも乖離してしまう。業界全体が目指すのは、不健康な痩せの推奨ではなく、個々のポテンシャルを最大化するアプローチだ。