『アンナチュラル』第7話の衝撃!いじめと真犯人の罠、中堂の過去
この第7話がシリーズ全体においても極めて重要な位置を占める理由は、井浦新演じる解剖医・中堂系の過去と濃密に共鳴している点にある。恋人を殺害され、その犯人を追い続ける中堂は、「理不尽な死」に対する激しい憎悪と復讐心を抱えて生きている。彼が追う「赤い金魚」の謎と、白井が抱く復讐心は完全に重なり合う。
劇中、白井に対して中堂が投げかける言葉には、憎しみの連鎖に身を投じた者だけが知る深い痛みが宿っていた。復讐を果たしても救われない現実を知る中堂の存在が、ミコトの「生きて答えを出しなさい」という叫びに圧倒的な説得力を与える。二人の対照的な視線が交差する瞬間、物語のサスペンス・ミステリーとしての強度は頂点に達する。