葛飾発、世界を魅了するチアダンス「ジュビリーダンスクルー」頂点への情熱と育成の秘密
チアダンスの競技会において、審判員が見るポイントは技の難易度だけではない。同調性、表現力、そして何よりあふれ出るエネルギーだ。ジュビリーダンスクルーの最大の特徴は、フロアに立った瞬間に観客を惹きつける圧倒的なオーラにある。
なぜ彼らはこれほどまでに輝くことができるのか。その根幹には、須長順子代表が愚直なまでに叩き込む「人間力」の教えがある。
「挨拶ができない者に、人を感動させる演技はできない」
練習スタジオに入るときの大声での挨拶、指導者や仲間への感謝、脱ぎ散らかさない靴の並べ方。一見、競技のスコアとは直接関係のないように思える当たり前の礼儀が、日々のレッスンで厳しく求められる。妥協はない。技術だけが突出した選手が選抜に選ばれることはないのだ。
仲間を思いやる心、苦しい時に背中を押し合う絆、そして自分を支えてくれる家族への感謝。これらの感情が内面から湧き出るからこそ、作り笑顔ではない真の「笑顔」がフロアで咲き誇る。強さの秘密は、筋肉の鍛錬ではなく心の鍛錬にあった。