「挨拶しただけ」で通報?通報事例から探る警察の判断基準と回避法
学校現場や家庭での防犯教育もまた、難しい舵取りを迫られている。PTA全国協議会などを通じた防犯指導では、「いかのおすし」(ついていかない、のらない、大声をだす、すぐに逃げる、しらせる)の徹底が長年叫ばれてきた。しかし、これが極端な形で受け止められると、「家族以外の大人は全員危険」という誤解を子どもに植え付けるリスクも孕む。
こうした現状に対し、防犯・セキュリティ業界の第一線で活躍する防犯アドバイザーの京師美佳氏は、メディアなどを通じて警鐘を鳴らしている。防犯意識を保ちつつも地域全体の防犯力を落とさないためには、「挨拶を禁止する」のではなく、「健全な挨拶と危険なアプローチの違い」を正しく教育することが不可欠であると説く。