銀行員直伝!お札の数え方入門|縦読み・横読み扇形のコツと練習法

銀行員直伝!お札の数え方入門|縦読み・横読み扇形のコツと練習法の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

札勘の第一歩としてマスターすべきなのが「縦読み(縦札)」です。紙幣を縦方向に持ち、上から下へと弾きながら枚数を数えていく手法で、枚数の過不足を防ぐ最も確実なカウント方法とされています。

【縦読みの基本ステップ】

1. 左手で土台を作る:左手の手のひらを開き、親指と人差し指の付け根に札束の下部をしっかりと挟み込みます。このとき、札束がグラつかないよう、中指・薬指・小指で札束の背面を支え、紙幣がまっすぐ立つようにホールドします。
2. 紙幣に適度なしなりを与える:左手親指で札束の表面を軽く押さえ、札束全体を手前側にわずかにカーブ(湾曲)させます。このカーブによって生じる紙幣同士の隙間が、スムーズな送りを生み出す決定的なポイントです。
3. 右手親指でリズミカルに弾く:右手親指の腹を紙幣の右上角(または中央上部)に軽く当て、手前に向かって「パラパラ」と1枚ずつ弾き落とします。右手は決して力を入れず、撫でるような脱力状態をキープします。
4. 視線とテンポの同調:紙幣の角に印字された数字や肖像画の一部を目印にし、視線は動かさず、通過する紙幣をリズムで捉えます。「1、2、3……」と頭の中でテンポよく刻むことで、途中で詰まるミスを激減させられます。

初心者が陥りやすい失敗の9割は「札束を握りしめすぎて紙幣が滑らない」ことです。左手はしっかり固定しつつも、右手は完全に脱力する「静と動」の分離を意識することが、最短で上達する最大のコツです。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。