キーン・ドクドクは危険?耳鳴りの種類と潜む重大な病気のリスク
すべての耳鳴りが緊急を要するわけではない。しかし、特定のサインが伴う場合は一刻の猶予も許されない。臨床の現場で「レッドフラグ(危険シグナル)」と呼ばれる警告症状とは何か。
第一に、「片側だけに突然現れた耳鳴り」だ。両耳で少しずつ強くなる加齢性変化とは異なり、片耳だけに急激に発生する耳鳴りは、突発性難聴や聴神経腫瘍の典型的な初期症状だ。第二に、「めまいや立ちくらみ、吐き気を伴う場合」。内耳の平衡感覚をつかさどる前庭システムに深刻なダメージが及んでいる証拠だ。
さらに、顔面の麻痺や手足のしびれ、激しい頭痛を伴う耳鳴りは、脳梗塞や脳出血といった脳神経系の緊急疾患を示唆している。これらの危険シグナルを感じた際は、夜間や休日であっても迷わず医療機関を受診すべきだ。