走り高跳び世界記録は何M?男子不滅の壁と女子37年ぶり快挙

走り高跳び世界記録は何M?男子不滅の壁と女子37年ぶり快挙の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

2026年7月7日、陸上界を揺るがすビッグニュースが世界を駆け巡りました。ダイヤモンドリーグ・パリ大会において、ウクライナのヤロスラワ・マフチフが2m10を一発でクリアし、女子走り高跳びの世界記録を37年ぶりに更新したのです。

それまでの世界記録は、ブルガリアのステフカ・コスタディノワが1987年世界陸上ローマ大会で樹立した2m09でした。ドーピング検査体制が現在ほど厳格でなかった1980年代の記録は「永遠に破られない壁」と見なされていましたが、マフチフはその壁を鮮やかに打ち破りました。

マフチフの跳躍の特徴は、無駄な力みが一切ない流麗なカーブ助走と鋭い踏み切りにあります。180cmの長身をしなやかに反らせ、バー上での滞空時間を極限まで活かす無重力のようなフォームは、現代ハイジャンプの到達点として高く評価されています。母国の戦禍という過酷な環境を乗り越えて成し遂げたこの快挙は、スポーツ史に残る名場面となりました。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。