なにわ男子を巡るネット中傷問題の現在地――法的措置の厳罰化と、過熱するデジタル暴力の対峙
SNSによってアイドルとファンの距離感が極限まで縮まった現代。その反作用として、ファンの熱狂的な心理が歪んだ形で表出するケースも目立つ。他グループとの比較や、根拠のないメンバー間の不仲説を巡り、一部のファン同士がSNS上で激しい罵詈雑言を浴びせ合う事態が散見される。
正義感を掲げた「アンチへの攻撃」が過熱し、結果として新たな中傷の連鎖を生み出してしまう構造も根深い。純粋な応援の場であるはずのファンコミュニティが、一歩間違えれば攻撃性の高い閉鎖空間へと変貌してしまう危うさを、専門家は危惧している。