大地震の前兆は本当か?地震雲や動物の異変の真相と2026年の備え
地震が発生した際、最も警戒しなければならないのが前震と本震の違いです。2016年の熊本地震では、4月14日にマグニチュード6.5(最大震度7)の地震が発生し、多くの人がこれを本震と捉えて自宅へ片付けに戻った矢先、約28時間後の4月16日未明にマグニチュード7.3(最大震度7)の「本震」が襲い、甚大な二次被害をもたらしました。
気象庁の定義において、ある一連の地震活動の中で最も規模の大きい揺れが「本震」であり、それに先立って発生していた揺れを後から「前震」と判定します。つまり、揺れが収まった直後の段階では、その地震が前震なのか本震なのかをリアルタイムで100%断定することは現代の科学でも不可能です。
震度5弱以上の強い揺れを感知した後は、「これが最大規模とは限らない」という前提に立ち、倒壊の恐れがある家屋への滞在を避け、少なくとも発生後数日間から1週間程度は同等以上の規模の揺れに厳重警戒する行動基準が必須となります。